仮想通貨「ネム(NEM)/XEM」に注目。PoIという新たな仕組み。

仮想通貨「ネム(NEM)/XEM」に注目。PoIという新たな仕組み。

仮想通貨の種類は700種類以上あります。ネム(NEM)は時価総額トップ10に入る人気の仮想通貨ですが、取引所Zaifが運営するブロックチェーン構築プラットフォームmijinがネムの技術をもとにしている点などから日本でも注目度が高いです。PoIという新たな仕組みが特徴になります。


仮想通貨「ネム(NEM)」の概要

ネム(NEM)は2015年に公開された仮想通貨です。New Economy Movementの略称で新しい経済圏の創出を目標にスタートしたプロジェクトになります。時価総額トップ10に入る人気の仮想通貨ですが、取引所Zaifが運営するブロックチェーン構築プラットフォームmijinがネムの技術をもとにしている点などから日本でも有名になっています。

通貨単位はNEMではなく「XEM」と表記されます。総発行量は8,999,999,999XEMです。既に発行されていて約1,500人の投資家に分配されています。つまりビットコインにある採掘という概念がありません。マイニングは誰がどのように行っているのか疑問が出てきますが、ネムの特徴と合わせて次項から紹介します。

ネム(NEM)の特徴

ネムは採掘という概念がないと紹介しました。しかし、マイニングをして報酬がもらえないとなると参加者は限られそうな気がします。実はネムはXEMを報酬として支払うのではなく、ユーザーが取引した際の手数料をマイニングした人に与えています。ビットコインのマイニングは資金力がモノを言う世界になっていますが、ネムの場合特定のグループなどに偏ることがないようあるアルゴリズムが採用されています。それがPoIです。

PoIについて

PoIはProof of Importanceの略称です。日本語に訳すと「重要性の証明」になります。PoIは残高・取引回数・取引量などから総合的に判断されスコアリング化されています。つまりネムをたくさん利用している人が恩恵を受けられる仕組みです。ビットコインのマイニングが高い計算能力を持つ人を優先するのに対し、ネムはネットワーク内での重要度が高い人を優先しているのです。ネムにおいてマイニングはハーベスティング(収穫)と呼ばれています。

セキュリティの高さ

ネムはセキュリティの高さも特徴です。EigenTrust++という評価システムを導入しており、ユーザーの質を評価します。そもそも悪意のあるユーザーが参加しづらくなっている側面もありますし、ハーベスティング(収穫)による報酬も低くなるのです。

独自トークンの発行

ネムの最後の特徴が独自トークンが発行できることです。ネームスペースとモザイクと呼ばれるものです。トークンは難しいので通貨やポイントと理解してください。ネームスペースを取得するとモザイクが利用できるようになります。

ネムの相場や扱う取引所

ネムは注目度の高い仮想通貨ですが、非常に安く購入できます。1XEM1円以下の相場で推移しています。ここ最近は1.5円前後で推移している状況です。テックビューロが展開するmijinの注目度も高いので、今後上がっていく可能性のある仮想通貨と言えるでしょう。日本で扱っている取引所はZaifです。Zaifはネム以外にモナコインも扱っています。

※追記
ネムの価格は2017年5月31日現在、1XEM25円前後になっています。

※追記
ネムの価格は2017年6月30日現在、1XEM20円前後で推移しています。5月に一時的に39円台まで高騰しましたが、6月は急激に上昇することはありませんでした。

※追記
ネムの価格は2017年7月31日現在、1XEM20円前後で推移しています。一時9円まで暴落しましたが、価格を回復させています。

※追記
ネムの価格は2017年9月30日現在、1XEM25円前後で推移しています。8月には過去最高価格を更新し、ピーク時の水準に近づいています。

Zaifの口座開設はこちら↓

coincheckも取り扱いを開始

2017年4月からcoincheckもネムの取り扱いを開始しました。coincheckはZaif同様、国内の大手取引所になります。

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin

ネム(NEM)は他の仮想通貨にない特徴がある

ネムの最大の特徴はPoIというアルゴリズムです。特定のお金持ちに偏ることなく、ネムネットワーク内の重要度に応じてハーベスティング(収穫)の報酬を受けられます。この仕組みは非常に評価されており、理念に賛同している人も多いです。ネムは日本の取引所でも扱っていますし、まだ購入しやすい価格なので、将来性を見越して購入しておくのもいいかもしれません。

Catapult(カタパルト)実装を控える

※2017年5月18日更新
Catapult(カタパルト)は超高性能ブロックチェーンと言われています。一般的なクラウドサーバー上で秒間3,000トランザクション以上を実現可能です。2017年夏までには実装されるのではないかと言われています。

関連するキーワード


NEM

関連する投稿


NEM(XEM)価格が70円台に急騰。WeChatアプリの開発が要因か

NEM(XEM)価格が70円台に急騰。WeChatアプリの開発が要因か

NEM(XEM)価格が前日から100%以上高騰しています。30円前後だった価格は一気に70円台まで高騰し、現在も60円~70円程で取引されています。高騰の要因はNEM China teamが開発したWeChatアプリと考えられます。


NEM(XEM)の国別取引量。日本円の取引量が多い

NEM(XEM)の国別取引量。日本円の取引量が多い

NEM(XEM)は国内で知名度の高い仮想通貨です。大手仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロにNEMのコア開発者が合流し、プライベートブロックチェーン「mijin」も発表されています。国別の取引量を見ても、日本円は大きなシェアを占めています。


NTVP、フィスコ、ABBALabのファンドがXEMやCOMSAトークンに直接投資

NTVP、フィスコ、ABBALabのファンドがXEMやCOMSAトークンに直接投資

NTVP、フィスコ、ABBALabの3社は、ビットコインやXEM(NEM)といった仮想通貨に加え、テックビューロとそのICO顧客が「COMSA」ソリューションを用いて発行するトークンに対しても直接投資を開始することを発表しました。


coincheckがNEM(XEM)の送金対応を開始。ハーベスティングに使える。

coincheckがNEM(XEM)の送金対応を開始。ハーベスティングに使える。

coincheckがNEM(XEM)の送金対応を開始しました。NEMはPOI(Proof of Importance)というコンセンサスアルゴリズムを採用しており、保有量や取引量に応じて報酬が受け取れます。coincheckで購入したNEMをハーベスティングに使ってみてもいいでしょう。


注目のアルトコイン。NEM(XEM)の売買ができる取引所一覧。

注目のアルトコイン。NEM(XEM)の売買ができる取引所一覧。

NEMは時価総額5位に位置するアルトコインです。通貨単位はXEMと表記されます。Proof of Importance(POI)というアルゴリズムに特徴があり、2017年に入って10倍以上の価格上昇を記録しています。今回はNEMの売買ができる取引所を紹介します。


最新の投稿


ビットコイン価格暴落の要因にもなる「強制ロスカット連鎖」とは

ビットコイン価格暴落の要因にもなる「強制ロスカット連鎖」とは

強制ロスカットとは、レバレッジ取引において自動的にポジションを決済する仕組みです。証拠金を預けてレバレッジを効かせた取引を行う場合、大きな損失を被る可能性があるため、このような制度が用意されています。そして、強制ロスカットが連鎖することは価格暴落の要因にもなります。


【2018年1月19日】仮想通貨相場はやや回復。週末の動きに注目

【2018年1月19日】仮想通貨相場はやや回復。週末の動きに注目

1月19日の仮想通貨相場は、昨日に引き続き回復しています。全体的に大きく回復しているわけではありませんが、リップルなど20%くらい戻している種類も存在します。週末にどのような動きを見せるかに注目です。


仮想通貨の「購入タイミング」を分散する重要性

仮想通貨の「購入タイミング」を分散する重要性

投資の基本ともいえる分散投資。複数の銘柄に分散して投資することを言いますが、購入タイミングを分散して投資することも重要です。特に仮想通貨の場合は、銘柄ごとに大きなトレンドの差はなく、購入タイミングが利益を出せるか出せないかのポイントになります。


【連載企画(Vol.8)】仮想通貨の集中投資と分散投資。どちらが優れているのか実践

【連載企画(Vol.8)】仮想通貨の集中投資と分散投資。どちらが優れているのか実践

仮想通貨の集中投資と分散投資に関する連載の第7弾です。coincheckで取り扱う13種類の仮想通貨に3,000円ずつ分散投資、1種類を選び39,000円(分散投資の3,000円×13種類分)集中投資をしています。今週の状況を紹介します。


SBI、AI・ブロックチェーン分野を投資対象とした 「SBI AI & Blockchain」を設立

SBI、AI・ブロックチェーン分野を投資対象とした 「SBI AI & Blockchain」を設立

SBIホールディングス株式会社の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社は、AIおよびブロックチェーン分野の有望なベンチャー企業への投資を目的とした「SBI AI & Blockchainファンド」を新たに設立したことを発表しました。


ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin