仮想通貨(ビットコイン)取引所を「資本金」で比較

仮想通貨(ビットコイン)取引所を「資本金」で比較

仮想通貨取引所は顧客から資産を預かる責任ある立場です。銀行や証券会社などと同様に破綻をすれば広範囲に影響が及んでしまいます。取引所の利用者として見ておきたいのが財務的な安定性です。未上場企業の場合、外から見られる情報は資本金くらいしかありませんが、資本金では安定性は判断できず、売上を想定してみることが重要です。


仮想通貨取引所の財務的な安定性

仮想通貨取引所は顧客から資産を預かる責任ある立場として財務的な安定性が求められます。上場企業であれば売上や利益を確認することができますが、未上場企業では公開されていない限り確認できません。国内で上場企業系列の取引所は、BITPoint、みんなのビットコイン、Z.comコイン byGMO、フィスコ仮想通貨取引所くらいになります。

売上を想定することは可能?

取引所の売上は手数料です。取引手数料やスプレッドが主なものとなります。売上を正確に予測するのは困難ですが、ある程度想定することはできます。例えばbiyFlyerは、取引手数料が0.01~0.15%です。レバレッジ取引では1日あたり0.04%の手数料がかかります。そして月間のビットコイン取引高が8,000億円程あります。取引回数がわからないので単純に「8,000億円×0.01~0.15%」と計算することはできませんが、結構な売上があるのではと想定できます。取引手数料が0%の場合でもスプレッド(買値と売値の差)を見ることで、1取引あたりどの程度の売上になっているか想定できます。

資本金について

資本金は割と誤解をしている方が多いです。まず資本金で会社の価値は判断できません。資本金は過去に出資を受けた額の合計になります。会社の業績とは切り離されており金額が固定されたものです。わかりやすく言えば、どれだけ利益を出しても損失を出しても資本金は変わらないのです。つまり、資本金の大小で会社の安定性を判断するのは微妙ですし、危険な場合もあります。

また、資本金の額が手元にあると勘違いしている場合もありますが、資本金は事業の原資です。大抵会社を立ち上げてすぐになくなりますし、出資を受けて増資しても事業の投資に回ります。資本金が10億円あるからといって、すぐに10億円用意できるとは限らないのです。

仮想通貨取引所の資本金比較

先程も触れましたが、資本金だけで財務的な安定性は判断できません。あくまで参考です。大きいに越したことはないですが、大事なのは売上・利益であり、取引所ごとに取引の状況などを確認して判断した方が間違いないと思います。資本金は一部公開していない会社もありますが、取引所ごとの資本金は表の通りです。外部から出資を受けている取引所が多いため、資本金額は比較的大きくなっています。

売上を想定してみることが大事

取引所の財務的安定を判断するには、資本金を見るよりも売上を想定してみることが大事です。多額の資金を調達しても赤字であれば数年しか持ちません。取引所の口座開設は無料ででき、利用する前に取引状況を確認することはできるため、まずはどれだけ利用されているか取引履歴などを確認するのがいいでしょう。

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