ビットコインでよく聞く「ハッシュ」とは

ビットコインでよく聞く「ハッシュ」とは

ビットコインにはさまざまな技術が使われていますが、「ハッシュ」はよく登場する言葉です。特にマイニングにおける説明では必ず登場します。今回はこのハッシュについて、なるべく技術的な要素を抜きに紹介します。


ビットコインの取引について

ハッシュについて説明する前にビットコインの取引について紹介します。例えば、「AさんからBさんに1BTC送金」したとします。この事実が承認されれば取引が完了することになります。これがマイニングと呼ばれるものであり、マイナーと呼ばれる認証者が作業を行っています。

マイニングを具体的に説明すると、上記のようなイメージです。先程のAさん・Bさんのような取引が1,000などの単位でブロックにまとめられます。そして承認済みのブロックに新規ブロックを繋げていく作業を行います。この際、キーとなる値を見つける必要があるのですが、これに時間が掛かります。ビットコインのマイニングを個人で行うのは難しいと言われますが、このキーを見つける作業に専用のマイニングコンピューターや大規模な設備が必要なためです。

ハッシュについて

ハッシュとはハッシュ関数という計算方法をすることで得られた数値のことです。ビットコインでは、SHA-256というハッシュ関数が使われています。ハッシュは元のデータに戻すことができず、元のデータが変わると変換後のハッシュが異なる値になる特徴があります。

ビットコインではあらゆるところでハッシュ関数を利用してハッシュ化が行われていますが、先程の取引の承認もその一つです。具体的に言うとわかりづらくなってしまうため省きますが、適正なハッシュ値をもったブロックが繋げられているイメージになります。各ブロックには前のブロックのハッシュが含まれており、一つのブロックを改ざんしても以降に続く全てのブロックを改ざんしなければハッシュ値が不正になってしまうため現実的に改ざんが不可能なのです。

ハッシュが使われる理由

改ざん防止のためです。改ざんするには正規のブロックを上回るスピードで計算を行いブロックを繋げていく必要があります。しかし、世界中にいるマイナーが結託でもしない限り、物理的に不可能であり、素直にマイニングの報酬としてビットコインを受け取った方がプラスになるわけです。マイナーの寡占化はしばしば問題になりますが、分散されていた方がいいのはこうした理由です。

ハッシュは概要だけでも理解しておく

ビットコインに投資する分には、ハッシュを深く理解しなくても問題ありません。ただ、重要なキーワードなので概要は理解しておいて損はないでしょう。ビットコインがセキュアだと言われる理由が理解できると思います。

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