9月末に金融庁から第一弾となる仮想通貨交換業者の登録状況が発表されました。11社が認可され17社が審査中の状況です。仮に全て審査が降りれば28社が仮想通貨交換業を営むことになります。今後の競争はどうなっていくのでしょうか。
目次
- 11社が仮想通貨交換業者として登録を完了
- 審査中の17社
- 激しい競争が予想される
11社が仮想通貨交換業者として登録を完了
9月末に金融庁から第一弾となる仮想通貨交換業者の登録状況が発表されました。今回の発表では、11社が認可を受けています。11社は以下の通りです。
・株式会社マネーパートナーズ
・QUOINE株式会社(QUOINE運営)
・株式会社bitFlyer(bitFlyer運営)
・ビットバンク株式会社(bitbank.cc、bitbank Trade運営)
・SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
・GMOコイン株式会社(GMOコイン運営)
・ビットトレード株式会社(BitTrade運営)
・BTCボックス株式会社(BTCBOX運営)
・株式会社ビットポイントジャパン(BITPoint運営)
・株式会社フィスコ仮想通貨取引所(フィスコ仮想通貨取引所運営)
・テックビューロ株式会社(Zaif運営)
なおその他17社が現在審査中であり、10月~11月には結果が出ると思われます。
認可事業者を大きく分類
認可された事業者は以前から取引所を展開している会社と新規参入の会社に大きく分けることができます。
【以前から取引所を展開している会社】
・QUOINE株式会社(QUOINE運営)
・株式会社bitFlyer(bitFlyer運営)
・ビットバンク株式会社(bitbank.cc、bitbank Trade運営)
・BTCボックス株式会社(BTCBOX運営)
・テックビューロ株式会社(Zaif運営)
【新規参入の会社】
・株式会社マネーパートナーズ
・SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
・GMOコイン株式会社(GMOコイン運営)
・ビットトレード株式会社(BitTrade運営)
・株式会社ビットポイントジャパン(BITPoint運営)
・株式会社フィスコ仮想通貨取引所(フィスコ仮想通貨取引所運営)
参入した時期には少しずつ違いがありますが、以前から取引所を展開している会社ではbitFlyer、bitbank、Zaifなどが有名で、新規参入の会社は金融あるいはIT業界の大手企業が多いです。前者は先行優位性があるものの、後者はどこも資金力やブランド力があり一気に追いつくあるいは追い抜く可能性もあります。
審査中の17社
審査中の取引所で既に多くの利用者を獲得しているのがcoincheckです。扱っている仮想通貨の種類が多いため時間が掛かっているようですが、2014年から取引所を運営し、bitFlyerと比べても遜色ない取引量があります。少し審査が遅れているとはいえ、間違いなく今後の競争の中心的存在になっていくでしょう。
サイバーエージェントの参入
そしてこれから審査に入る新規参入組も登場しています。代表的な会社がサイバーエージェントです。サイバーエージェントビットコインという子会社を設立しました。SBIやGMOも有名企業ですが、サイバーエージェントは若くビジネスに関心のない方でも知っている存在であり、違ったユーザー層を獲得するかもしれません。
激しい競争が予想される
既に認可された取引所が11社、審査中が17社、そしてサイバーエージェントなどの新規参入組が数社出てきています。今後、最大30社程で激しい競争が繰り広げられるかもしれません。市場が洗練されるにつれ、細かなサービス力が勝敗を分ける結果になりそうです。
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この記事を書いた人:編集部

ビットコインラボ編集部です。国内・海外における仮想通貨・ブロックチェーンの最新情報をお届けします。