仮想通貨の相場は大きく変動する場合がございます。また、レバレッジ取引を行う場合は投資額を上回る損失が生じる可能性がございます。

最新のBTC(ビットコイン)相場展望をお届けします。BTCは三角持ち合いを下放れし現在92万円付近で推移しています。

目次

  • 10,000ドルに到達せず失望売り
  • 一斉認可が行われれば大相場来る

10,000ドルに到達せず失望売り

現在BTCの取引量を多く占めるドルの取引で心理的ラインとなる10,000ドルで跳ね返され、100日移動平均線がサポートする98万円付近までBTCは下落しました。そのまま100日移動平均線も強く割り込んだ事からストップロスが相次ぎ90万円付近まで下落。そののち100万円を目指し反発したものの今度は100日移動平均線がレジスタンスとして機能し、市場は失望感を抱いたことから90万円付近まで再度下落しました。これによりしばらく上値は重そうです。

今週主だったニュースはなかったものの、ビットコインキャッシュがハードフォークしたことでブロック容量が増加し、新機能が追加されたことからアルトコイン市場への注目度が高まっていました。BTC関連の報道では、金融機関が先物を筆頭に仮想通貨市場への参入を検討する姿勢が連日のようにクローズアップされています。

一斉認可が行われれば大相場来る

現在仮想通貨登録業者は16社あり、最後に登録が行われたのは2017年12月26日になります。

報道では現在100社近く申請を行っているとされていますが、現在のところ新しく参入が決まっている企業で登録が行われていないのは6月に上場が決まったITフリーマーケットを運営するメルカリとITサービス企業のLINEのみです。その他にも国内外の無数の企業が参入を検討しているとのことですが、全く進捗状況などが公表されていません。

これだけ静かな理由として、金融庁が公平性を期すために新たに業者を登録する日を統一しようとしていることが考えられます。①内内では既に多くの企業の結果が出ているものの、スタート時期を統一させるため待たせている状態、②その上であえて時期を先延ばしし体力の弱い企業を自然淘汰させたい、というような目論みだと予想しています。

特に②は、1998年4年に外国為替及び外国貿易法が改正されFX(外国為替証拠金取引)ブームが起こり、一部の取引企業が営利目的で過度なレバレッジを容認したり、コンプライアンス意識のない企業が一部顧客の資金を持ち逃げしたりするトラブルもあったことから予想できます。このような事が仮想通貨でも起こらないよう市場原理に全てをゆだねるのではなく、審査の段階である程度ふるい落としをかけたいと規制当局が考えるのは自然です。20年の歳月を経て金融庁はその反省を生かそうとしているのかもしれません。

仮にこの意図で登録が行われるのであれば、企業の財務・会計(4半期の会計年度)からタイミングとしては7月1日がポイントになるのではないかと筆者は考えています。すなわち7月1日に実際に100社近くの企業が新たに登録されれば、間違いなくBTCは大ラリーになりそうです。各企業ともBTC現物の在庫を持つ必要があるので、1,000BTCから10,000BTCの現物購入が各社ごとに市場で行われると考えれば、まさに大相場です。

年初からの下落トレンドが長く続いた要因にマウントゴックスが債務整理に必要なBTCを売っていたことが多くの投資家から挙げられています。これが相殺される形で新しい業者が買いに回れば、最高値更新も見えてくるのではないでしょうか。

このようなサプライズにどっかり構えるのであれば、一つのトレードアイディアとしては、6月や7月の月初めなどキリの良い日を控え、前日に買って当日に何もなければ売るというようなストラテジーも有効です。現在価格は低迷していますが、サプライズも踏まえると市場期待は間違いなく上向いていますし、リスクリワードは上向きだと筆者は考えています。

トレイダーズ証券グループ「みんなのビットコイン」の詳細

https://min-btc.com/

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【執筆者】

河田 西欧(カワダ サイオウ)

トレイダーズ証券市場部ディーリング課

スイス・ジュネーブ生まれ。慶應義塾大学卒。

世界各国を旅した経験から実体験に根ざしたファンメンタルズ分析は説得力がある。

学生時に学んだ行動経済学を活かし、市場参加者の心理的バイアスを理論的に分析しトレードに活かす。趣味は将棋でアマ高段者の腕前。中盤の駆け引きは相場の次の一手を読む時にも活かしている。

「大衆は常に間違っている」が信条。

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この記事を書いた人:河田西欧

河田西欧

トレイダーズ証券市場部ディーリング課 スイス・ジュネーブ生まれ。慶應義塾大学卒。 世界各国を旅した経験から実体験に根ざしたファンメンタルズ分析は説得力がある。学生時に学んだ行動経済学を活かし、市場参加者の心理的バイアスを理論的に分析しトレードに活かす。 趣味は将棋でアマ高段者の腕前。中盤の駆け引きは相場の次の一手を読む時にも活かしている。「大衆は常に間違っている」が信条。

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