株式会社サイバーエージェントは仮想通貨関連企業である株式会社セレスの第三者割当増資の引受による出資を発表しました。セレスはスマートフォンにおけるインターネットメディア事業を展開する一方、bitbank.ccを運営するビットバンク株式会社を持分法関連会社化するなど仮想通貨領域で数多くの事業投資やM&Aを行っています。
目次
- サイバーエージェントがセレスへ出資
- サイバーエージェントは子会社サイバーエージェントビットコインを設立
- サイバーエージェントが仮想通貨市場に本格参入
サイバーエージェントがセレスへ出資
株式会社サイバーエージェントは仮想通貨関連企業である株式会社セレスの第三者割当増資の引受による出資を発表しました。セレスはスマートフォンにおけるインターネットメディア事業を展開する一方、bitbank.ccを運営するビットバンク株式会社を持分法関連会社化、株式会社bitFlyerとの業務提携、コインチェック株式会社への出資など仮想通貨領域で数多くの事業投資やM&Aを行っています。また、セレス自身でも、仮想通貨取引事業や仮想通貨マイニングを行う子会社として株式会社マーキュリーを設立するなど積極的な展開をしています。
セレスの仮想通貨関連領域への投資内容
サイバーエージェントは子会社サイバーエージェントビットコインを設立
サイバーエージェントは国内で有数のIT企業として知られていますが、2017年10月に仮想通貨取引事業を行う新子会社として株式会社サイバーエージェントビットコイン(CAビットコイン)を設立しました。サイバーエージェントはFX事業でも実績があり、大きな話題になりました。CAビットコインは、2018年春の仮想通貨取引所の新規運営開始を目指しています。
ビットバンクが提供する「bitbank for broker」を利用
CAビットコインはビットバンクが提供する仮想通貨取引所の新規参入事業者向けホワイトラベル提供サービス「bitbank for broker」を採用することを決定したようです。取引所のシステムをゼロから開発するとなると、結構な資金が必要になることに加え、ある程度の流動性がないと取引所として機能しません。新規参入事業者は、こうした既存事業者が提供するホワイトラベルを採用するケースが多くなっています。
ビットバンクは仮想通貨取引所bitbank.ccを運営する企業で、サイバーエージェントが出資するセレスの持分法関連会社にあたります。
サイバーエージェントが仮想通貨市場に本格参入
サイバーエージェントがセレスに出資したことで、本格的に仮想通貨市場へ参入しました。仮想通貨市場には大手企業が続々と参入しており、今後競争がより激しくなりそうです。

いいね!しよう
仮想通貨記事
この記事を書いた人:編集部

ビットコインラボ編集部です。国内・海外における仮想通貨・ブロックチェーンの最新情報をお届けします。