ビットコイン、大量保有者による売りを警戒すべきか

ビットコイン、大量保有者による売りを警戒すべきか

2017年12月、ビットコイン価格が200万円を突破しました。2017年当初の価格が約10万円、2016年当初の価格が約5万円だったことを考えると、どれだけ高騰しているかわかるでしょう。これだけ高騰すると警戒が必要になるのが、大量保有者による売りです。


2017年だけで約20倍の価格上昇を記録したビットコイン

2017年12月、ビットコイン価格が200万円を突破しました。2017年当初の価格が約10万円だったので、1年で20倍程の価格上昇を記録していることになります。ちなみに2016年当初の価格は約5万円でした。

価格上昇は仮想通貨投資家の増加が要因です。2017年は仮想通貨元年と呼ばれ、日本では改正資金決済法(仮想通貨法)が施行され投資家保護の体制が整いました。世界各国でも法整備が進んでいます。また、アメリカではCMEなどでビットコイン先物取引が開始されるなど、機関投資家の増加も大きな要因と言えるでしょう。

大量保有者による売りを警戒すべきか

ここまで急激な価格上昇を記録すると、警戒すべきが大量保有者による売りです。以下、ブルームバーグの記事ですが、ビットコインの4割は1000人の大量保有者(クジラ)が保有している可能性があるといいます。現在発行されているビットコインは約1,670万BTCですので、4割というと約670BTCが1,000人によって保有されている状況です。

ビットコイン、約4割を1000人の「クジラ」が保有か-売買で結託の恐れ

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-10/P0NGLZ6JTSEI01

11月12日、当時の相場でおよそ1億5900万ドル(約180億円)に上る2万5000ビットコイン前後を誰かがオンラインの取引所に移動させ、ネット上の掲示板は騒然となった。ビットコインのトレーダーらは、保有者による売却が近いことを示唆する動きだとささやき合った。

可能性は十分にある

ビットコインを大量保有している投資家のほとんどは、ビットコイン価格が数万円またはそれ以下の時に掴んでいます。つまり、既に最低でも数十倍、人によっては数百倍になっているわけです。これだけ含み益が出ている状況であれば、一部を売りに出す可能性は十分あるでしょうし、既に売却している投資家もいるでしょう。ブルームバーグの記事にあるように、大量保有者(クジラ)が結託しなければ、さほど問題はないでしょうが、協調行動を取ると相場への影響は大きくなるでしょう。

ウィンクルボス兄弟は保有を宣言

ビットコイン最大保有者の一人とされるのがウィンクルボス兄弟です。フェイスブック設立に関わった双子の兄弟であり、ビットコインETFを申請したことでも知られています。ウィンクルボス氏によると、現在の価格上昇はまだ始まりに過ぎないといい、今後10倍から20倍値上がりする可能性があると予測しているようです。インタビューでは絶対に持ち続けると語っています。

しかし、こうした言動を間に受けては危険ですし、自分自身で考えて行動することが重要になります。

今後も高まると予想されるビットコインの需要

ビットコインの需要はまだ高まるでしょう。先物取引も開始されたばかりですし、今後CMEやナスダックなども予定をしています。日本でも大手企業の参入が本格化するのは2018年からです。どこまで行くかは誰にもわかりませんが、年末恒例の価格予想では2017年よりも強気な予想が目立ちそうです。

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