KDDIがイーサリアムを活用したスマートコントラクトの実験を開始

KDDIがイーサリアムを活用したスマートコントラクトの実験を開始

KDDI株式会社、株式会社KDDI総合研究所、クーガー株式会社の3社は、国内で初めて「Enterprise Ethereum (エンタープライズ イーサリアム)」を活用したスマートコントラクトの実証実験を開始することを発表しました。


KDDIがイーサリアムを活用したスマートコントラクトの実験を開始

KDDI株式会社、株式会社KDDI総合研究所、クーガー株式会社の3社は、国内で初めて「Enterprise Ethereum (エンタープライズ イーサリアム)」を活用したスマートコントラクトの実証実験を開始することを発表しました。

実証実験では、KDDIの既存事業に加え、非金融事業を含めEthereum等のプラットフォーム上で開発されたオープンサービスや、協業先サービス連携を想定した「スマートコントラクト」活用の事業上および技術上の課題と効果を検証します。

第一弾として、KDDI、KDDI総合研究所、クーガーは共同で、ブロックチェーン技術を活用し、携帯電話の店頭修理申し込みから完了までの工程における、リアルタイムな情報共有およびオペレーション効率化の可能性を検証します。

さらに「スマートコントラクト」により、修理事業とは別事業であるリユースサービスなど異なる事業者間におけるシステム連携の可能性を技術検証します。具体的には、携帯電話の修理の際、修理価格、機種変更価格、中古市場価格など異なるシステム間の情報をプログラムが自動判別し最適な契約が行えるかを検証していきます。

AI×IoT×ブロックチェーン

こうした実験に留まらず、AIやIoTとスマートコントラクトを組み合わせた複数の実証実験を行っていくようです。今後AI・ロボティクス・ブロックチェーンの応用開発を進めるクーガーに加え、ブロックチェーンデベロッパーのトライデントアーツ株式会社、リーガルテックの株式会社ケンタウロスワークス、EEAの加入メンバーと連携し、「AI×IoT×ブロックチェーン」による次世代サービス基盤の開発を検討していくと発表しています。

Enterprise Ethereumは企業向けのプラットフォーム

Enterprise Ethereumはイーサリアムのパブリックネットワークとは異なる、企業向けのプラットフォームとなります。

Enterprise Ethereum Alliance(EEA)にも加入

KDDIはEnterprise Ethereum Alliance(EEA)にも加入をしました。EEAはイーサリアム企業連合と言われ、マイクロソフト、JPモルガン、三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨタ自動車など150社以上が参加する組織です。5月に三菱UFJフィナンシャル・グループとトヨタ自動車が加入した際は、イーサリアム価格にも影響を与えました。

KDDIに取り組みに期待

今回の実験は既存事業に加え、さまざまな分野において行われるようです。AI×IoT×ブロックチェーンと少し盛り込みすぎな印象はありますが、今後の展開が楽しみな内容ではあります。

関連するキーワード


イーサリアム

関連する投稿


【国内取引所】イーサリアム(ETH)の売買手数料&スプレッド比較

【国内取引所】イーサリアム(ETH)の売買手数料&スプレッド比較

イーサリアム(ETH)はほとんどの国内取引所で取引することができます。ビットコインに次ぐ時価総額2位の仮想通貨であり、取引量も大きいです。今回はイーサリアムを扱う取引所の売買手数料やスプレッドを比較していきます。


メトロポリスが控えるも上値が重いイーサリアム(ETH)、今後の相場は?

メトロポリスが控えるも上値が重いイーサリアム(ETH)、今後の相場は?

イーサリアムは2017年前半だけで50倍程の価格上昇を記録しました。しかし、最近は上値が重い展開が続いています。10月にはメトロポリスのハードフォークが控えていますが、あまり価格には反映されていません。


堅調な価格推移のイーサリアムとライトコイン。現状と今後

堅調な価格推移のイーサリアムとライトコイン。現状と今後

2017年8月に入り、数倍に高騰するアルトコインが増える中、堅調な価格推移をしているのがイーサリアムとライトコインです。アルトコインの代表格とも言えるイーサリアムとライトコインの現状や今後を考察してみます。


イーサリアム、9月下旬にアップデート(メトロポリス)へ

イーサリアム、9月下旬にアップデート(メトロポリス)へ

以前より2017年夏頃に実施予定と言われていたイーサリアムのアップデート(メトロポリス)が9月下旬に行われることがわかりました。メトロポリスは予定されている大型アップデートの3段階目となり、スマートコントラクトの簡略化などが予定されています。


イーサリアム企業連合(EEA)に複数の法律事務所が参加

イーサリアム企業連合(EEA)に複数の法律事務所が参加

世界中の名立たる大企業が参加するEnterprise Ethereum Alliance(EEA/イーサリアム企業連合)に複数の法律事務所と学術機関が参加することがわかりました。仮想通貨は法的な面での整備が追いついていない状況だけに、今回の参加には意義がありそうです。


最新の投稿


ビットコイン価格暴落の要因にもなる「強制ロスカット連鎖」とは

ビットコイン価格暴落の要因にもなる「強制ロスカット連鎖」とは

強制ロスカットとは、レバレッジ取引において自動的にポジションを決済する仕組みです。証拠金を預けてレバレッジを効かせた取引を行う場合、大きな損失を被る可能性があるため、このような制度が用意されています。そして、強制ロスカットが連鎖することは価格暴落の要因にもなります。


【2018年1月19日】仮想通貨相場はやや回復。週末の動きに注目

【2018年1月19日】仮想通貨相場はやや回復。週末の動きに注目

1月19日の仮想通貨相場は、昨日に引き続き回復しています。全体的に大きく回復しているわけではありませんが、リップルなど20%くらい戻している種類も存在します。週末にどのような動きを見せるかに注目です。


仮想通貨の「購入タイミング」を分散する重要性

仮想通貨の「購入タイミング」を分散する重要性

投資の基本ともいえる分散投資。複数の銘柄に分散して投資することを言いますが、購入タイミングを分散して投資することも重要です。特に仮想通貨の場合は、銘柄ごとに大きなトレンドの差はなく、購入タイミングが利益を出せるか出せないかのポイントになります。


【連載企画(Vol.8)】仮想通貨の集中投資と分散投資。どちらが優れているのか実践

【連載企画(Vol.8)】仮想通貨の集中投資と分散投資。どちらが優れているのか実践

仮想通貨の集中投資と分散投資に関する連載の第7弾です。coincheckで取り扱う13種類の仮想通貨に3,000円ずつ分散投資、1種類を選び39,000円(分散投資の3,000円×13種類分)集中投資をしています。今週の状況を紹介します。


SBI、AI・ブロックチェーン分野を投資対象とした 「SBI AI & Blockchain」を設立

SBI、AI・ブロックチェーン分野を投資対象とした 「SBI AI & Blockchain」を設立

SBIホールディングス株式会社の子会社で、ベンチャーキャピタルファンドの運用・管理を行うSBIインベストメント株式会社は、AIおよびブロックチェーン分野の有望なベンチャー企業への投資を目的とした「SBI AI & Blockchainファンド」を新たに設立したことを発表しました。


ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin