仮想通貨の相場は大きく変動する場合がございます。また、レバレッジ取引を行う場合は投資額を上回る損失が生じる可能性がございます。

カウンティアバンク社(東証一部VOYAGE GROUPとカウンティアの合弁会社)主催の仮想通貨座談会。第四回となる今回は、ブロックチェーンの課題や開発が進む新技術についてセッションしました。

〇インタビュアー

カウンティアバンク株式会社 田原彩香

ビジネス領域専門のタレント「ビジネスタレント」して活動中。テレビ番組やイベントのMC、レポーター、オンライン動画配信サービス「Schoo」の授業パーソナリティなど、ビジネス領域のメディアで活動を続ける。カウンティアバンク株式会社へ所属し、仮想通貨・ブロックチェーンの最先端開発に初期メンバーとして参画している。最近は「ビットコインサバイバー」として100万円運用ドキュメンタリーの撮影を続けている。

〇座談会参加者

カウンティアバンク株式会社 社員A氏

カウンティアバンク株式会社 社員B氏

ブロックチェーンが抱えるスケーラビリティ問題

田原:ブロックチェーン技術は、仮想通貨の投機的なブームが落ち着き、徐々に社会実装されていくフェーズに入った印象があります。現状をどのように考えていますか?

社員B氏:ブロックチェーン技術に関しては、非常に注目されていますし、皆が期待していますが、いわゆるスケーラビリティ問題と言われる処理速度の課題があります。例えばビットコインの場合は、一つのブロックに格納できるデータ量が小さく10分に1回しかブロックが生成されません。イーサリアムはもう少し早いですが、現状のままだと大量のトランザクションを捌くのは難しい状態です。現在はこの課題を解決する技術が注目されているのではないでしょうか。

田原:仮想通貨によってスケーラビリティ問題を解決するための技術に違いがあるんですよね?

社員B氏:そうですね。ビットコインですとライトニングネットワークが有名ですし、イーサリアムですとPlasmaなどが有名ですね。これらはオフチェーン技術で、ブロックチェーンの外側で処理がされますが、オンチェーンでも開発が進んでいて、シャーディングやサイドチェーンなどが良く聞かれる技術ですね。

田原:カタカナが多いですね笑

社員B氏:そうですね、ただ、まだ何が主流かなどは決まっておらず、さまざまな角度からアプローチしている状況だと思います。これらがいくつか組み合わさっていき、スケーラビリティ問題の解決へと進んでいくのではないかと思っています。

なぜスケーラビリティの問題が生じているのか

田原:そもそもスケーラビリティが問題になっているのは、トランザクションが増えているからだと思いますが、ユーザー数の増加が主な要因なのでしょうか?

社員B氏:そうですね。一番記憶に新しいのは、昨年末の仮想通貨ブームによって取引量が増大しました。それによって送金詰まりが問題になりましたね。後はこの時期にクリプトキティーズと呼ばれるイーサリアム上のゲームが人気になりました。イーサリアム上で動くアプリケーション(Dapps)が本格稼働し、それに伴いイーサリアム上でやり取りしなければならないデータ量が増加したことなどが大きな要因だと思います。

田原:なるほど、こうした背景でライトニングネットワークなどが注目されているのですね。

オフチェーン技術の問題点やオンチェーン技術について

田原:ライトニングネットワークなどが進んでくれば、処理速度が高まってメリットが大きそうですね。

社員B氏:はい、ただ課題もあります。ビットコインはネットワーク内の世界中の皆で取引を検閲し合う仕組みですが、オフチェーンのライトニングネットワークは1対1、個人間での取引を可能にします。処理速度や手数料が抑えられるメリットがある反面、検閲性がなくなるためビットコインのメリットが失われてしまうのではという議論もあります。

田原:どちらを取るのかという感じなんですかね。難しいところですね。オンチェーンで解決を試みることも進んでいるのですか?

社員B氏:そうですね、ビットコインに関してはあまり詳しくないのですが、イーサリアムのシャーディングやサイドチェーンなどは開発が進んでいますね。シャーディングは取引処理を分割して複数のグループで検証を同時進行することです。サイドチェーンは独自のチェーンを作って、イーサリアムブロックチェーンと随時データ交信をしながらもイーサリアムの外で処理を実行するものです。

田原:難しいですが、さまざまな技術開発が進んでいて期待が持てますね。

社員B氏:平たく言うと、ビットコインやイーサリアムは現状のままでは使い物にならないので、色々な技術を用いて解決していきましょうというのが現状ですね。企業と違い一つの方向性を決めて進むわけではないので、そこがまた面白いところかと思います。

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この記事を書いた人:tahara

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