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DAICOは、イーサリアム開発者のヴィタリック・ブテリン氏が提唱したものです。「DAO」と「ICO」を組み合わせた造語になります。新しいICOの形として注目されており、概要を中心に解説します。

目次

  • 「DAICO」とは
  • DAICOの概要や特徴
  • DAICOのモデルを採用するThe Abyss
  • DAICOのコンセプトを実装できているか確認する必要

「DAICO」とは

DAICOは、イーサリアム開発者のヴィタリック・ブテリン氏が提唱したものです。「DAO」と「ICO」を組み合わせた造語になります。DAOとは、Decentralized Autonomous Organizarionの略で自律分散型組織と訳されます。簡単に言えば、意思決定や実行を管理者が行うのではなく、プロトコルが定めたルールに従って執行する仕組みです。このDAICOは新しいICOの形として注目され始めています。

DAICOの概要や特徴

DAICOの大きな特徴が、Tapと呼ばれるものです。TapとはICOで調達した資金をプロジェクト実施者が引き落とす際に許される割合です。つまり、出資者は毎月プロジェクト側が引き出せる資金をコントロールできる権限を持ちます。出資者は投票権を持ち、Tapを決めていくことができるわけです。また、チームがプロジェクトを実施できない時は、プロジェクトの中止、資金の払い戻しなども投票で決定することができます。

ICOとの違い

DAICOとICOの決定的な違いは、プロダクトを実現まで持っていく点にモチベーションが働く点です。現状のICOは、調達後に資金の持ち逃げやプロダクトが全く開発されないなどの問題があります。これは目標金額に達した後に、プロジェクト側が実質的に何の義務も負っていないことが要因です。

DAICOであれば、Tapの設定や資金の払い戻しなどを投票によって決議することができるため、いわゆる詐欺ICOのリスクは大幅に軽減するわけです。プロジェクト側はプロダクトの開発をしなければいけないモチベーションが働きます。

DAICOのモデルを採用するThe Abyss

そんなDAICOのモデルを採用するICOプロジェクトとして注目されているのがThe Abyssです。しかし、DAICOの機能を実装できていないという指摘もあり、安易にトークン購入をすることは避けた方がいいでしょう。

The AbyssというアカンすぎるICOについてコードを読んだ結果 – Hiro Inagaki – Medium

DAICOのコンセプトを実装できているか確認する必要

DAICOのコンセプトが浸透するにつれ、DAICOを謳うプロジェクトは増加するでしょう。しかし、本当にコンセプトを実装できているかは自身で確認するしかありません。この判断をするには、コードを読んで理解できる力が必要であり、一般の方がDAICOのコンセプトを採用したICOプロジェクトに安心して出資するには時間が掛かりそうです。

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この記事を書いた人:編集部

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