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イーサリアムは2017年前半だけで50倍程の価格上昇を記録しました。しかし、最近は上値が重い展開が続いています。10月にはメトロポリスのハードフォークが控えていますが、あまり価格には反映されていません。

目次

  • 2017年前半だけで約50倍に高騰したイーサリアム
  • ICOへの逆風
  • ハードフォーク、規制後のICO、イーサリアムのインフラ開発
  • ポテンシャルは大きい

2017年前半だけで約50倍に高騰したイーサリアム


2017年1月1日時点でのイーサリアム価格は900円台で1,000円にも届いていませんでした。その後の高騰はご存知の通りですが、6月には5万円近くまで高騰しています。つまり半年間で約50倍の価格上昇を記録したことになります。一時はビットコインのシェアに迫り追い抜くことも現実的でしたが、最近は上値が重い展開が続いています。10月にはメトロポリスのハードフォークが控えていますが、あまり価格には反映されていません。

ICOへの逆風


イーサリアムが2017年前半に高騰した大きな要因と考えられるのがICOです。イーサリアムブロックチェーン上においてERC20トークンを発行するICOが盛り上がりを見せていました。Status、EOS、BAT、OmiseGOなど数多くのプロジェクトが立ち上がり、数秒で数百億円を調達するなども珍しくありませんでした。こうしたトークンを入手するためにはイーサリアムが必要であり、必然的にイーサリアム需要が高まり価格が高騰したわけです。

しかし、ICOにおいては詐欺的なプロジェクトや中身のないプロジェクトも多く、各国でICO規制が強まり中国や韓国では禁止の措置が取られました。イーサリアムは短期的にはこうした影響を受けてしまっていると考えられます。

ハードフォークへの関心の高まり

ICOとは全くの別物ですが、新しい仮想通貨が誕生するという面においてはハードフォークは似たような性質を持っています。ご存知の通り、ビットコインからハードフォークしビットコインキャッシュが誕生し、今後ビットコインゴールドやB2Xが誕生する予定です。イーサリアム上のトークンよりもハードフォークに投資家の関心が向いてしまっている現状もイーサリアムには逆風になっていると考えられます。

ハードフォーク、規制後のICO、イーサリアムのインフラ開発


個人的にハードフォークは長続きしないと考えています。ビットコインゴールドのようなやり方が成り立っているのは投資家がいるためですが、大元のビットコインに与える影響も大きいため、近いうちに相手にされなくなるでしょう。

ICOに関しては各国で規制が議論されていますが、中国のように全て禁止にする国は稀であり、詐欺プロジェクトを排除し、法的な問題もクリアしたICOへと変わっていくはずです。また、2017年前半のICOブームはイーサリアム自体のインフラ開発が追いついていない現状も露呈しました。今後順調に開発が進めば、プラットフォームとして更に洗練されていくのではないでしょうか。

ポテンシャルは大きい

現在イーサリアムはさまざまな逆風があり価格が低迷していますが、分散型アプリケーションやスマートコントラクト構築のためのプラットフォームとしてポテンシャルは大きく、状況が整ってくれば再び存在感を発揮していくのではないでしょうか。
イーサリアムを扱う主な取引所

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この記事を書いた人:編集部

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