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アクセンチュアなど食品・物流関連企業などで構成されるコンソーシアムは、物流業界において、貿易書類のペーパーレス化および年間数億ドルのコスト削減を図ることができるブロックチェーンソリューションの実証に成功したことを発表しました。

目次

  • アクセンチュアなど、海運業界に変革をもたらすブロックチェーンソリューションの実証に成功
  • 各社の役割

アクセンチュアなど、海運業界に変革をもたらすブロックチェーンソリューションの実証に成功


アクセンチュア、ベルギーのビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB InBev)、シンガポールの海運大手APL、スイスの物流大手キューネ・アンド・ナーゲル(Kuehne + Nagel)、およびヨーロッパの税関組織で構成されるコンソーシアムは、物流業界において、貿易書類のペーパーレス化および年間数億ドルのコスト削減を図ることができるブロックチェーン ソリューションの実証に成功したことを発表しました。

本コンソーシアムでは、貿易関連書類を紙や電子媒体でやり取りする代わりに、ブロックチェーン技術を活用することで、情報の種類に応じた管理ルールに沿ってデータを共有し分散管理できるソリューションの実証実験を行いました。実証実験では、現在の書類作成プロセスを見直すことで、ブロックチェーン技術が持つ高い信頼性とセキュリティが、情報所有のあり方、説明責任、リスクにどのような変化をもたらすかについても検証しました。

自動車、小売、消費財などの国際貨物輸送では、商品の輸出入に必要な書類が通常20種類を超え、その多くが紙でやり取りされています。このうち、最大70%のデータは重複したものです。書類作成の多くは煩雑な作業を要するため、データの品質確保や、取り引きの関係者全員がリアルタイムで内容を把握することが難しく、場合によっては支払いが遅れることもあります。

企業や組織は、このブロックチェーンソリューションを使うことで、書類手続き全般のスピードアップを図ることが可能です。また、入力が必要なデータを最大で80%削減でき、輸送プロセス全体で簡単にデータを修正できるようになります。さらに、貨物チェック作業の合理化や、通関関連法令に違反した場合に課される罰則の負担とリスクの軽減を図ることもできます。

各社の役割

今回の実証実験では、運輸プロセスにおける代表的な役割をコンソーシアム内の企業、組織で分担しました。アンハイザー・ブッシュ・インベブは輸出企業として、APLは運送会社として参加し、キューネ・アンド・ナーゲルは運送会社に指示を与える役目を担ったほか、ヨーロッパの税関組織は貨物に課される規制要件を実証の中で再現しました。アクセンチュアはテクノロジーおよびコンサルティングの観点でブロックチェーンに関する知見やノウハウを提供したほか、迅速にプロトタイプを行うため、シンガポールにある同社のIoT専門チームと連携して、本ブロックチェーンソリューションに必要なテクノロジーアーキテクチャを開発しました。

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この記事を書いた人:編集部

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